BLSヘルスケアプロバイダーコース
BLSコース(G-2020)
BLSコースとは
心肺停止及び呼吸停止に対する一次救命処置を学ぶコースです。具体的には、①成人・小児・乳児に対する心肺蘇生法(CPR:胸骨圧迫と人工呼吸)、②成人に対するAED(Automated External Defibrillator)の使用法、③成人・小児・乳児に対する窒息解除法(気道異物)を学び、これらの世界標準かつ世界最先端の知識と技術を習得できます。
AHA(American Heart Association:アメリカ心臓協会)のガイドライン2020(G-2020)に沿ったもので、心肺停止及び呼吸停止(窒息)患者の救命率を上げることを目的としています。受講後に優秀なプロバイダー(受講者)が数多く誕生しますと、社会全体の救命率が上がることが立証されています。医療従事者だけでなく、広く一般の方々にも是非受講いただきたいコースです。
講習方法
心肺蘇生法の教育において世界で最も権威あるAHA(アメリカ心臓協会)が、30年以上にわたる研究と経験に基づいて行っている方法で、DVDを見ながら(または見た後で)、マネキン(人形)での練習を小グループで行います。これは、PWW(Practice While Watching)と呼ばれる最も新しい教育方法です。
また、ガイドライン2015(G-2015)からは、チームダイナミックスとデブリーフィングの概念が導入され、これらについてもコースの中で実践していきます。
コース時間、受講料金、受講条件
- コース時間
- 約5時間となっております。
- 受講料金
- 各地域により異なります。
詳細は各ページのお申し込みからご確認ください。 - 受講条件
- 基本的にどなたでも受講可能となっております。
インストラクターが実技テスト・筆記テストを含めて最後までしっかりフォローいたしますので、安心してお申し込み下さい。 - BLSコースの学習
- BLSコースをご受講されるかたの為に、BLSの要点をまとめた資料をHP内で公開しています。
下記にリンクをはっておりますので、是非、予習を兼ねてご覧ください。【関連記事①】 BLSに必要な背景知識(総論)
【関連記事②】 成人に対する心肺蘇生法・AEDの使用法
【関連記事③】 小児・乳児に対する心肺蘇生法
【関連記事④】成人、小児、乳児に対する窒息解除法
※ただし、BLSコースにご参加される方は、別途AHA公式テキストが必要ですので、必ず購入されてからBLSコースにご参加ください。
G2015 BLSコース内容
- 成人の心肺停止に対するCPR(1人法、2人法) とAEDの使用方法
- チームダイナミックス、デブリーフィング
- 小児の心肺停止に対するCPR2人法
- 乳児の心肺停止に対するCPR(1人法、2人法)
- 成人・小児・乳児の窒息(気道異物)に対する窒息解除法
開催場所・コース日程・お申込み
出張コースのご案内
あなたが所属している施設や病院で、AHA BLSコースを開催してみませんか?ご希望があればお申し込み下さい。毎年数多くの出張コースを開催しており、出来る限りの協力をさせて頂きたいと考えています。会場を提供していただく以外は全てこちらで対応いたします。
また、出張コースではありませんが、当センターの施設を利用して団体コースの開催も行なっております。団体コースの場合、コース開催日程・時間など柔軟に対応しておりますので、ご相談ください。
例年も、出張コース、団体コースは大変ご好評いただいております。
出張コース・団体コースについてのお申込みは以下のリンクよりお願い致します。