- 2020年11月15日
- 2023年12月24日
心拍再開(ROSC)後のアルゴリズム【AHA蘇生ガイドライン2020版】
ACLSにおけるG2020での変更点 AHA公認のガイドラインが2020年10月21日に更新されました。前回はガイドライン2020に変更したことによる、BLSの重要変更点について紹介しましたが、今回はACLSの変更点を紹介してきます。 今回の変更で心 […]
ACLSにおけるG2020での変更点 AHA公認のガイドラインが2020年10月21日に更新されました。前回はガイドライン2020に変更したことによる、BLSの重要変更点について紹介しましたが、今回はACLSの変更点を紹介してきます。 今回の変更で心 […]
徐脈・頻拍に対する臨床的対応の全体像 徐脈・頻拍の診療を行う場合に重要なことは、その徐脈・頻拍が不安定な状態にあるかどうかの診断です。 不安定な状態にある徐脈を症候性徐脈(symptomatic bradycardia)、頻拍を不安定な頻拍(unst […]
バルサルバ法(バルサルバ手技)とは 迷走神経刺激法の1つにバルサルバ法(バルサルバ手技)というものがあります。バルサルバ法(バルサルバ手技)とは、息ごらえなどで力ませることにより胸腔内圧を上昇させることで、最終的に迷走神経を刺激して、心拍数の低下や血 […]
徐脈・頻拍に対する臨床的対応の全体像 徐脈・頻拍の診療を行う場合に重要なことは、その徐脈・頻拍が不安定な状態にあるかどうかの診断です。 不安定な状態にある徐脈を症候性徐脈(symptomatic bradycardia)、頻拍を不安定な頻拍(unst […]
皆さんは心肺停止の患者に出会した際に、その対応に自信はもてますか? 院内に勤務していると、定期的に心肺停止が起こります。もちろん、心肺停止に至らないように対応するということが一番ですが、心肺停止の患者に対しての対応を正しく理解すること、そしてそれらを […]
1、電気治療の概念と分類 電気治療とは、除細動の適応がある心肺停止(心室細動・無脈性心室頻拍:VF / pulseless VT)や循環動態が不良な頻拍(不安定な頻拍)・徐脈(症候性徐脈)に対して行う電気を使った治療のことです。 VF / pulse […]
Ⅱ、呼吸管理と人工呼吸 呼吸停止・心肺停止に対する人工呼吸 呼吸停止・心肺停止の状態では、人工呼吸は、1)バッグマスク(BM)を用いて行うか、2)気管挿管(高度な気道確保)で行うかにより人工呼吸の方法が違います。その違いを【図表2-1】にまとめました […]
Ⅰ、BLS評価・初期評価・2次評価 【図表1-2】心肺停止・呼吸停止 における診断と対応 評価 診断 対応 意識なし、呼吸なし、循環なし 心肺停止 CPR、除細動 意識なし、呼吸なし、循環あり 呼吸停止 人工呼吸(1回/6秒) 【図表1-3】心肺停止 […]