- 2016年9月12日
- 2023年12月24日
ACLS | 徐脈のアルゴリズム | アトロピンや経皮的ペーシングの適応についても解説
徐脈・頻拍に対する臨床的対応の全体像 徐脈・頻拍の診療を行う場合に重要なことは、その徐脈・頻拍が不安定な状態にあるかどうかの診断です。 不安定な状態にある徐脈を症候性徐脈(symptomatic bradycardia)、頻拍を不安定な頻拍(unst […]
徐脈・頻拍に対する臨床的対応の全体像 徐脈・頻拍の診療を行う場合に重要なことは、その徐脈・頻拍が不安定な状態にあるかどうかの診断です。 不安定な状態にある徐脈を症候性徐脈(symptomatic bradycardia)、頻拍を不安定な頻拍(unst […]
皆さんは心肺停止の患者に出会した際に、その対応に自信はもてますか? 院内に勤務していると、定期的に心肺停止が起こります。もちろん、心肺停止に至らないように対応するということが一番ですが、心肺停止の患者に対しての対応を正しく理解すること、そしてそれらを […]
1、電気治療の概念と分類 電気治療とは、除細動の適応がある心肺停止(心室細動・無脈性心室頻拍:VF / pulseless VT)や循環動態が不良な頻拍(不安定な頻拍)・徐脈(症候性徐脈)に対して行う電気を使った治療のことです。 VF / pulse […]
Ⅱ、呼吸管理と人工呼吸 呼吸停止・心肺停止に対する人工呼吸 呼吸停止・心肺停止の状態では、人工呼吸は、1)バッグマスク(BM)を用いて行うか、2)気管挿管(高度な気道確保)で行うかにより人工呼吸の方法が違います。その違いを【図表2-1】にまとめました […]
Ⅰ、BLS評価・初期評価・2次評価 【図表1-2】心肺停止・呼吸停止 における診断と対応 評価 診断 対応 意識なし、呼吸なし、循環なし 心肺停止 CPR、除細動 意識なし、呼吸なし、循環あり 呼吸停止 人工呼吸(1回/6秒) 【図表1-3】心肺停止 […]
1、窒息(呼吸停止)と気道異物 急変による呼吸停止は、ほとんどの原因が窒息であり、その原因のほとんどが気道異物による気道閉塞である。 ⇒窒息の原因や事例に関する最新のデータを基にした解説はこちら 気道閉塞は重篤度により軽度と重度に分類される。軽度は不 […]
1、成人のBLSと小児・乳児のBLSの違い 成人に対するBLSについては他のページで解説したが、BLSの基本は成人のBLSである。 【関連記事】BLS | 成人のBLSアルゴリズム | 心肺停止・呼吸停止への対応について解説 小児・乳児に対するBLS […]
1、成人のBLSアルゴリズム BLSアルゴリズム(手順)の総合的な流れに関しては、下記の記事で解説した。ここでは成人に対するBLS のアルゴリズムについてより詳細に解説していく。 【関連記事】BLS(一次救命処置)とは | BLSの手順とAHA(アメ […]
BLS(basic life support) BLS(basic life support)とは、心肺停止または呼吸停止に対する1次救命処置のことである。BLS(一次救命処置)に関するおおまかな流れは別の記事で解説する。 【関連記事】BLS(一次救 […]